日本眼科写真協会沿革
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1972年 | 発足の契機: 1960年,アメリカのNovotony,Alvis氏によって試みられた蛍光眼底造影法は、画期的な網膜検査法で、たちまち全世界に普及しました.これに伴って眼科写真の専門技術者が誕生し、1969年アメリカに Ophthalmic Photographers' Society(OPS)が設立されました.創立と同時に当時、東京大学眼科学教室でこの仕事をしていた金上貞夫氏が創立会員として入会し、世界との交流が始まりました.当時、日本には眼科写真に関する情報がなく、先進国であるアメリカから得るものが大きかったのでした. 1972年東京で国際蛍光眼底シンポジウムが開催され、OPSの幹部が来日した時、金上氏が最新の情報を得ることにより大きな感銘を受けた事がJOPS設立の契機となりました. (1972年初来日したOPS役員) (1976年OPSメンバーと交流会) |
1982年 | 日本眼科写真協会の発足: これまで、OPSの日本支部的な存在だった日本のOPの有志が集まり、1982年9月に神戸市で行われた第36回日本臨床眼科学会を機に正式に発足しました. 初代会長は、金上貞夫。 その後、毎年の写真展を始め、会誌「眼科写真」の発行、翌年9月からはワークショップ,セミナーを開始、現在に至っています. |
1984年 | 眼科写真展: 第38回日本臨床眼科学会会期中の9月21〜23日の3日間に渡り、札幌市教育文化会館において第2回眼科写真展が開催された。これ以降眼科写真展は、日本臨床眼科学会の会期中に開催されるようになった. |
1986年 | 国際眼科写真会議(ICOP): 5月1日〜4日まで第1回国際眼科写真会議(ICOP)が第25回国際眼科学会の公式サレテイトミーティングとして、イタリアのローマ市で開催された. 日本からは、5名の会員が参加し、その後4年ごとの会議にも多くの会員が参加している. |
1990年 | 第2回国際眼科写真学会(ICOP90): 第2回国際眼科写真学会(ICOP90)がシンガポールで開催され、日本よりJOPSメンバー17人を含む27人が参加した. (1990年 ICOP90シンガポールに参加) |
1991年 | 眼科写真研究会: 第1回眼科写真研究会(興和ビル)開催された. 現在では、毎年7月に開催さている. |
2000年 | 第二代会長に出口達也(埼玉医科大学)が就任 金上貞夫は名誉会長に就任. |
2007年 | 第三代会長に三方 修(昭和大学)が就任 |
2016年 | 30周年記念として、「眼科写真 A to Z」をリブロサイエンス社より刊行した. |
2019年 | 第四代会長に水澤 剛が就任 |
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